研修参加者の声

土屋光春先生はいつも僕にこう言ってくれました。「お年寄りの患者さんをきちんと治療し良くなってもらうことが出来れば、スポーツ選手の治療も必ず成功する」と。 それ故これまではお年寄りの患者さんの治療に力を入れてきました。そしてプロサッカー選手の治療がこれからの目標です。

Dr. Kanta Mie

100回を超える鍼麻酔手術を成功させた土屋先生の講義に感銘を受けました。リスボン滞在中に土屋先生から学べる限り学びたいと思い、滞在期間を急遽延長してまで研修に取り組みました。

DR. HIDENOBU HASHIMOTO

もし海外で、特にヨーロッパにおいて鍼灸臨床に携わりたいという思いがあるなら、 ポルトガル、そして土屋クリニックは最高の環境だと言えます。まさに自分自身がこのような場所を長い間探し求めていたこともあり、そんな理想的な環境で鍼灸の臨床の場に立てることに毎日喜びを感じています。

Ryo Izawa

Dr.Cascais の鍼治療が及ぼす身体の変化のメカニズムについての講義がとても興味深かったです。

ゲートコントロール説については学生の頃に勉強したことを思い出しました。しかし学生の頃とは違い、ただ試験に受かるための勉強ではなく、治療の過程として意識することができるようになる中身の濃いものでした。

神経伝達物質と伝達物質を阻害する物質も鍼治療によって活性化させたりすることができるというのはとても興味深かったです。

神経伝達物質と阻害物質についてはもっと勉強したいと思いました。今後の患者さんへの説明にも意識して活かせるようになると思います。

Dr.Tsuruの腰痛、膝痛、頸肩部痛の治療についての講義は大変わかりやすく今までなんとなくやってきたことがより鮮明にイメージできてとても興味深かったです。治療としてやっている事を言葉で鮮明にしたりイメージをしっかり持つことの大切さを実感しました。そして鶴先生の質問をしやすい雰囲気作りや質問への回答もとてもわかりやすいというところに大学で教鞭をとっている凄みを感じました。先生の仮説で、鍼治療は全身に影響を及ぼし、局所だけが変化するのではないと言う事を科学的にも証明しつつあるのが興味深かったです。↗

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↗Dr.Tsuchiyaには大変驚かされましたしとても勉強になりました。

私は今まで低周波などの電気を使ったことがなかったので、ピカパーやマキナを使った治療はとても新鮮に見えました。ピカパーでの痛みへのアプローチや神経症へのアプローチは大変興味深かったです。土屋先生にしていただいた腰痛治療でピカパーをしてもらったときに感じた腰周辺のの感覚の変化、たった1回の治療で全く痛みがなくなったことなど、不眠気味やうつ気味のときにピカパーをしたらどんな感覚があるのか、もっと味わいたいと思いました。

電気鍼による鍼麻酔についても家に帰って試したいと思います。先生にアドバイスをもらった自分の難病患者さんへの治療も試したいと思っています。

マキナについてはまだいまいちわかっていません。もちろんたった7日間の研修で全てがわかるとは思っていないので個人で研究したのちに、また研修に来たいと思います。

 

今回の研修では治療に関しても大変興味深かったですが、私はポルトガルへの移住を希望しているのでその可能性やどんな環境で仕事をすることになるのか?などいろいろな方にいろんな形で質問ができたのがよかったです。

(2019年9月)

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今回の研修では、ポルトガルで日本人鍼灸師が活躍されていると知り、その実態や、ノウハウに興味があり参加させて頂きました。私自身、日本、インドと鍼灸治療を行ってきますが、ポルトガルの鍼灸は想像を超えるものでした。

 

土屋クリニックでは、土屋先生がドクターということもあり、病院のドクターから患者様を多く紹介される。様々な症状(重症な方も含め)の患者様が土屋先生、そして土屋クリニックを頼りにご来院されることがまずいちばんの驚きでした。日本では、今でこそ鍼灸の認知度が高くなってきましたが、このポルトガルという地で、”ここまで信頼を得ているのか!”と。それは、土屋先生が数々の”実績”、”結果”を残されてきた証だなとすぐに感じました。そして、ご来院された患者様を”必ず治す”という精神。もちろん、鍼灸師の先生どなたでも持っている気持ちだとは思いますが、それをより強く感じました。

 

また治療内容も私がこれまで学んできたものとは、一味違うものでした。まず、”刺激量”、そして”鍼の使い方”。

 刺激量に関しては、治療内容の中で一番の驚きでした。強い電気刺激を一瞬与えるピカパウ。私自身、刺激が苦手ということもあり、想像したことのない治療法でした。研修中、何度もピカパウを見て、自分でも行いましたが、効果が出るのを目の当たりにして感動しました。私は現在、対日本人をメインに治療をしております。日本人の患者様たちにこの刺激に耐えられるかはわかりませんが、自分の治療の中に取り入れていけたらと思います。↗

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■ポルトガルで研修を受けた理由
初めにポルトガルで日本人鍼灸師のために研修を行なっていることを知ったのは、Facebookの投稿からでした。
以前より海外、特にヨーロッパで生活をしたいと考えていましたが、研修が行われる時期も参加できるタイミングでしたので、ポルトガルに行く決意をしました。
主な目的はヨーロッパで、鍼灸師として働くことのイメージをより明確化することでした。
ポルトガルでどのような先生が活躍され、どのような患者様が来院され、どのような治療法が受け入れられているのか、実際に目で見て感じることで、自身の将来設計を具体的に立てることができればと考えていました。


■実際に行った内容
クリニックにて新型コロナウィルスの影響により研修内容に多少の変更がありましたが、研修内容自体は非常に満足できるものでした。
一番多くの時間を過ごした土屋クリニックでの診療研修は、驚かされることばかりでした。
土屋先生の特徴的な治療法として強い電気刺激を一瞬与えるピカパウやマキナが挙げられますが、普段電気を使わない私にとって、新鮮かつとても興味深いものでした。
実際に患者様にピカパウやマキナを行う機会を多く頂きましたが、その効果は素晴らしいものだと感じます。
日本だとあまり強刺激を与える治療法は一般的ではなく、治療を受ける方もあまり好むものではないと感じます。
しかし医師である土屋先生が「この鍼刺激が身体にどう作用するのか」を大変分かりやすく解説して頂き、とても納得がいきました。
目の前で患者様が笑顔になるので、とても説得力があります。
また印象深かったのは、来院される患者様が抱える疾患の多様性です。
研修中に実際に診療を見させて頂いた期間にも日本でも馴染みのある疾患の他に、多発性硬化症など治療が難しいとされる疾患も土屋クリニックで見学することができました。
ここでは決して鍼治療は慰安というステータスではなく、身体に問題が出た時に頼る「医療」という認識がポルトガルの人々にはあるのだと実感しました。
そしてクリニックではそれぞれの疾患について、どのようにアプローチしていくのか丁寧に説明してくださいました。
副作用の少ない鍼治療のニーズがポルトガルではとても高いのだと感じました。

■オリンピック選手への診察

ポルトガルのスポーツ界に繋がりがある土屋先生ならではの研修内容かと思いますが、研修期間中にオリンピック選手を診療させて頂く機会がありました。↗

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↗また鍼の使い方に関して。長い鍼を注射鍼として一瞬刺激を入れて使う。これもとてもおもしろい技法でした。是非自分の中に上手く取り入れられたらなと思います。

 

最後になりますが、今回改めて自分の経験不足と、知識の低さを感じました。日本にいる時は月100人ぐらいを治療していましたが、日本は鍼灸が”慰安”として認識されている感覚があり(個人的意見ですが)、慢性の肩コリ、腰痛という患者様が多くいらっしゃいました。今回の研修では、神経系の患者様や、肺気腫の患者様も中にはいらっしゃって、初めて治療を見学しました。そのような患者様に対して”即診断、即治療”ができるかと聞かれたら、答えはNoだなと。経験不足により良い結果が出せない。知識不足により、正しい判断が出せない。これが起こりうるなと感じました。改めて、より深く学び、経験できることが、すべて経験し、吸収していきたいと思います。また、Dr.Cascais先生の講義では、人の身体のメカニズムをよく知り、考えて治療を行い、それをまた上手に伝えられるようにならなければと授業を通じて感じました。そうすることで、自分の中で新たな発見が出てくるだろうと。

 

今回は7日間という短い間でしたが、多くの経験ができ、知識が増え、多くを考えさせられる研修となりました。学びが多き研修の機会を作っていただいた先生方に感謝です。ありがとうございました。(2019年9月)

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↗ 私はスポーツ選手に施術した経験がなく、当然ながらオリンピックに出場するような選手を診察した経験はなかったので、本当に貴重でした。一般の人々だけでなく、身体が資本のトップアスリートが土屋クリニックに訪れるのは土屋クリニックへの絶大な信頼の証だと思います。

■患者様ファーストな考え
土屋クリニックで研修を受けて印象に残ったことは、治療方法だけではありません。それは治療頻度です。
クリニックでは基本的に毎日、患者様は来院されます。

それは鍼の持続効果を考えてのことですが、日本では(もちろん疾患によりますが)週に1度のペースで治療を受けるというのが多いと思います。早く治すことが出来れば、それは来院回数を減らすとことに繋がります。
また日本の治療院との違いを感じた点は、治療時間です。
日本だと例えば治療時間は60分と、しっかり時間が決められている治療院が多いと思います。
もちろん患者様の数が多い土屋クリニックもある程度は時間を決めないといけないと思いますが、こちらのクリニックでは「治療時間」より、患者様が「治療後、楽になったか」をとても優先されているな、と感じました。
そして土屋クリニックには患者様にとてもフレンドリーに接するため、とても和気藹々として雰囲気があります。
人によっては鍼は怖いというイメージを持っている患者様もいるかもしれません。
しかしこういうフレンドリーな雰囲気により、リラックスして治療を受けることが出来き、結果治療効果も上がるのだと思います。
最後に、私が特に印象に残ったのは土屋先生の医師としての、治療家としての姿勢です。
患者様の抱える問題に真摯に向き合い、常により良い結果を求める情熱があるからこそ、日本から遠く離れたポルトガルの地で人々に受け入れられ、40年以上も治療を必要とされるのだと思います。
先生のように治療家として直向きに努力し続けたいです。


短い期間でしたが、研修参加の目的であるヨーロッパの鍼灸事情を知り、仕事をするイメージを明確化するということが出来ました。
コロナ問題で研修を実施することが難しくなっていた中、土屋先生をはじめ、研修に携わった全ての先生方は、研修生がより多くを学べるよう全力でサポートして頂きました。
おかげでとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。本当に感謝致します。
ポルトガルという人も天気も暖かく、美しい国が大変好きになりました。
まだまだ鍼灸師として未熟な私ですが、この研修で学んだことを臨床に活かし、鍼灸師として成長したいと思います。

(2020年3月)

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海外で鍼灸師として働くにはどうすれば良いか。


その答えを探すために「Clinica Tsuchiya」での鍼灸研修に参加させていただきました。
日本から来た私達をClinica Tsuchiya の先生方のみならず、患者さん・現地の方々が優しく温かく迎え入れていただいた事、とても感謝しております。
宿泊・食事のサポートをしていただけたおかげで研修に集中することができました。

 

まずクリニックでは様々な症状で悩む患者さんが来院している事に驚きました。帯状疱疹・眼瞼下垂など整形外科疾患以外の患者さんもドクターからの紹介で多数来院されています。40年間ポルトガルの地で治療し続けている土屋先生への信頼が初日から理解することができました。
 

先生が行っている治療方法は日本では見たことがない方法でした。「PICAPAU」の高周波治療後の患者さんの状態が明らかに改善した事に驚きでした。刺鍼のポイント・深さ、高周波の刺激の量・ポイントを変える事により痛覚の緩和、筋肉の収縮・弛緩などの目的を効果的に出すことができるなと感じ自分の治療に早く取り入れたいと思いました。
「MAQUINA」の低周波治療法についてはまずは日本の鍼灸治療の常識をうまく分解できないといけないなと思いました。日本で学んだリスク管理をさらに細分化することで非常識と思われていたことが治療にとっては常識になると新たに学ばせていただきました。

 

クリニックでの研修以外も充実していました。SL Benficaのスタジアム内のアスリート用クリニックの見学、オリンピック強化選手への治療、試合観戦、エボラ観光と多岐にわたりました。スポーツの分野で活動をしていた私にとってはそのどれもが刺激的でした。そしてこの土地で活動して行きたいと思える
ようになりました。食事もおいしく、気候・風景も素晴らしいのでとても住みやすいと感じました。

 

そして当初の目的でもあるポルトガルの地で鍼灸師として働く事について先生のお考え・アドバイス、そして私の考えなど様々な事をお話させていただきました。その中で先生がおっしゃられた必要な事として、「治す力」、「語学力」、「強い気持ち」がありました。言葉としては当たり前だと思われる事でしたが、40年間の実績がある先生の言葉として聞くとその重みが違うなと感じました。
私が海外で成功するために必要だと感じていたのが、「実力」、「繋がり」、そして「運」でした。「治す力」と「語学力」は自分次第です。それを土屋クリニックで研修する事により成長できると感じています。「繋がり」は何より先生方との出会いです。異国の地で成功している先生方にご協力していただける事は他では中々あり得ません。この「繋がり」を大切にし、自分自身の「実力」を成長させ、そして「強い気持ち」を持って生きる事で「運」を引き寄せる事ができると思っています。この研修に出会えた事自体が「運」でしたから。

 

9月に次回の研修があるとの事なのでその時に向けて、そしてそのままポルトガルの地に残れるように準備を進めて行きたいと思います。(2020年3月)

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■はじめに


 今回の研修は、将来的にポルトガルで鍼灸師として活動し、生活していくことができるかどうかを考えるために参加させていただきました。
 その見極めだけでなく、今回の研修では自分自身の現場に活かせる学びが多くありました。その学びを綴りたいと思います。


■CLINICA TSUCHIYA SALDANHA研修に関して
 今回の研修は、SALDANHAの院を中心に行われました。院での治療は自分自身が経験したことのない内科疾患を持つ患者さんや重度の膝痛、腰痛を持つ患者さんもおられました。  
治療は鍼を中心に行われ、鍼の機械的刺激、ホットパックの温熱刺激、鍼通電刺激を駆使していました。また、注射鍼という鍼を用いた治療もあり多くの治療が今まで見たことのないものでした。
クリニックの治療では疼痛部位を中心にその周囲を十字に囲むクルーシュ治療というものが行われており、自分自身が臨床で経験した疼痛の出現とその原因となる部位へのアプローチに合致している部分もありました。例えば、膝内側痛の患者さんでは内側裂隙を中
心にクルーシュを作るという例を見たとき縦の頂点が大腿骨内側上顆と鵞足部にほぼ位置していました。横の頂点は内膝眼付近と半腱様筋あたりに位置していました。それらは僕自身が膝内側痛を訴える患者さんを治療する際に注意してみる部位でもありました。内側
広筋の萎縮や半腱様筋、縫工筋の緊張、膝蓋腱の緊張などが起因して疼痛が起こることが多い印象です。それらの改善を目指す意味でも、効果が期待できる刺鍼部位だと思います。
また、鍼通電療法も特徴的でした。100Hzで行う高周波通電『ピカパウ』この治療法に関しては、自身の現場でも特に有効になりそうな症例を検討して現場でより活用していきたいと感じました。

■CLINICA TSUCHIYA BENFICA研修に関して

BENFICAの治療院ではオリンピック選手を治療する機会がありました。日本でも柔道や陸上、サッカーの代表経験者をみたことはありますが海外の陸上選手の身体はこうも違うかと思うくらいに厚みがあり身長も高く骨格の違いを感じました。治療対象もオーバーユースが多い印象で、トップレベルになればなるほど身体を酷使しているなと改めて感じました。↗

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↗ 治療面では体の厚みも違い、刺入深度が足りない印象でしたが治療効果は出ており、ただ深く刺して深い筋層に必ずしも当てる必要はないなと感じました。
SLベンフィカスタジアム内での治療見学では、対象者が変わることで治療方法も変えていました。その場、その時に合わせて対象者のニーズや年代なども考慮して治療内容を判断していくことはどの国でも、どんな場所でも変わらないことだなと思いました。

 

■講義を受けて
土屋先生、鶴先生の講義を受けてCLINICA TSUCHIYAがとても多くの治療経験から現在の治療に行き着いたということを感じました。臨床経験、臨床結果の検証、そしてチャレンジ精神。CLINICA TSUCHIYAの治療形態は多くの実践と生理学、解剖学、東洋医学、探
究心をもとに積み上げられたものだと感じました。
土屋先生が講義の終わりに言われた言葉はとても印象的でした。「わからないことが多いのは、失敗しないからだよ。やってみないとわからないことの方が多いのだからやってみないと。」この言葉は自分自身に深く刺さりました。
今の現場でチャレンジして治そうとしているか、難しい症例から逃げてないか。自分自身を見つめ直すきっかけの言葉でした。
また、鶴先生の講義で言われた。「西洋医学8割、東洋医学2割」という言葉も印象的でした。東洋医学的見地での治療もあるがそれは全てに適応するわけではなく、西洋医学を軸とした解剖学、生理学をもとに東洋医学の治療法の説明をすることができます。東洋
なんて信じないではなく、どちらか一方で完結するのでもなく、二つの医学を統合して治療することでよりよい結果が出せるのだと感じました。


■総括
今回の研修では、先に述べた以外の治療形態、治療方針も経験することができました。
鍉鍼を用いた、頭皮鍼や神経を目指した通電治療など。治療の方法というのは限りなくあるのだと改めて感じました。また、より多くの経験と、知識の確認、知識の増加が必要であり、まだまだ自分自身足りないことが多いことを再認識しました。どこであっても知識
、技術を磨くことは大切で治療家である以上、常に経験、知識を元に成長しないといけないと感じました。

(2020年3月)

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”学びの多い3日間になりました!”(2019年9月 理学療法士特別臨床実習)

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「この痛みをどうにかしてほしい」という患者の必死の願いを前に、「大丈夫ですよ。良くなりますよ」と笑顔で応え、実際に痛みを取って家に帰ってもらう。「眼の前の患者を必ず治す」という治療家にとって当たり前かつ最も困難な仕事を日々、確実に実践することで、ヨーロッパ・ポルトガルの地で鍼灸医学の知識や技術を普及し、東洋医学をベースにした代替医療に対する尊敬と信頼を勝ち得てきた土屋光春先生、そしてスタッフの皆さんの姿に大きな感銘を受けました。

 首肩や腰、膝の痛みといった日本でもよく見られる症例はもちろん、多発性硬化症や関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、バセドウ病、甲状腺機能低下症、重症筋無力症などの難病治療のために来院する患者も多く、実際にその治療を間近で見ることができたのはとても私の財産になりました。また、これまでポルトガルの医師と協力し、鍼麻酔による子宮筋腫治療のための子宮動脈塞栓術なども数多く手がけてきたとのお話で、こうした従来の枠を超え、常に新しい道を切り拓いてきた姿勢もまた、ヨーロッパで鍼灸医学の評価を高めてきた大きな理由であることが実感できました。

 研修を無事に終え、現在は土屋クリニックで勤務させていただいています。コロナウイルス騒動は終わりが見えないものの、毎日、多くの患者が来院され、土屋先生の指導のもとで治療も担当させていただきながら充実した毎日を過ごしています。今後は研修で学んだことを少しでも多く、来院される方々に還元し、笑顔になっていただけるように努めていきたいと思います。(2020年11月)

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