ポルトガル

ポルトガルはユーラシア大陸最西端に位置する国家。

中国日本など東アジアと海路で接触を持った、ヨーロッパで最初の国である。

1549年、日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師のフランシスコ・ザビエルは、ポルトガル王の請願によって派遣されている。

北と東にスペイン国境を接し、西と南は大西洋に面している。

1 面積:91,985平方キロメートル(日本の約4分の1)

2 人口:約1,029万人(2017年)

3 首都:リスボン市 (人口:約50.5万人)

※リスボン市を含む大リスボン圏には,総人口の約1/4が集中

4 言語:ポルトガル語

5 宗教:カトリック教徒が圧倒的多数

6 通貨:ユーロ

ポルトガルの医療

ポルトガルでは国民保険サービスによる医療を国民は受けることができるものの、医療水準や薬に頼りたくない等の嗜好、また病院に通っても治らなかったなど様々な理由で代替医療を選ぶ人が少なくありません。

オステオパシー、薬物療法、ホメオパシー、カイロプラティックなどと同様、鍼灸も代替医療として政府機関から認められています。

鍼灸に関してはTCMの影響が強いものの、40年以上に渡ってDr.土屋医師が日本式鍼灸を提供されてきたこと、あるいは「東洋はり」「良導絡」など日本式鍼灸をもって臨床に携わるローカルの鍼灸師も存在し、市民の健康に貢献されています。

来院される患者さん達

土屋クリニックに来られる患者さんの主訴については、日本でも多数を占める筋骨格系疾患はやはりポルトガルでも多く、またフットボール選手や陸上選手なども頻繁に来院されます。

それ以外にも内科系疾患、特にリスボンの病院からの紹介で来られる難治性の病気を抱える患者さんも少なくありません。

​日本の鍼灸クリニックではなかなか目にする機会のない疾患を抱えた患者さんを相手にすることになり、難しい分非常にチャレンジしがいのある環境だと言えるでしょう。

ポルトガルの鍼灸制度

ポルトガルでは医師や現地の民間鍼灸学校の卒業者、若しくは他国での鍼灸教育の認可を受けた、専門教育及び高等教育を卒業した者に鍼灸業の開業及び施術が認められています。

一方、医師の監督の元でならば日本での鍼灸教育を受けた日本人鍼灸師の皆様でも鍼灸施術を提供することが認められています。

​土屋光春医師の元でならたとえ短期間の研修の間も施術に携わって頂くことができます。日本人鍼灸師がこのような形で鍼灸施術が行える数少ない国だと言えます。

言語について

公用語はポルトガル語ですが、研修期間中は講義も臨床も通訳者がいますので、言語面については心配する必要はございません。

首都であるリスボンでは英語を話す人が多いので、英語を話せる先生方は現地の方たちと自らどんどんコミュニケーションを取って頂ければと思います。

​英語が苦手な方でも、クリニックには日本人鍼灸師がおりますので講師の先生方、あるいはクリニックでの患者さんやスタッフなどとのコミュニケーションについてはも日本語で問題ございませんので、言語面については安心して研修に専念して頂けます。

海外、ヨーロッパ、そしてポルトガルでの鍼灸について

グローバル社会の中、以前に比べて海外との距離はグッと縮まりました。日本国内においてもますます外国人が増えていくでしょう。これから医療人として、また一人の日本人としても国際感覚を身につけることは必須のスキルと言えます。

世界最大の大陸であるユーラシア大陸、その中でも人が自由に行き来しやすいEU圏は、まさに様々な人種、そして多様性を学ぶのにうってつけの場所。

とはいえ、フランスなど医師でないと鍼灸のライセンスがおりない国が少なくない中、ポルトガルは土屋医師のもと私たち日本人鍼灸師が合法的に鍼を打てる貴重な国です。➘

私たち日本人鍼灸師にとって、「海外で鍼灸」と聞くと非常にハードルの高い挑戦のように聞こえます。実際に決して簡単なものではありません。言語、風習、文化、ビザなど乗り越えなければならない壁はたくさんあります。

​それでも挑戦したいと思う先生方にはぜひポルトガルに来て挑戦して頂ければと思います。そして土屋院長はじめ研修スタッフ一同が皆さんのその挑戦を全面的にサポート致します。

ポルトガル研修で学ばれたことを日本に持ち帰ってまた日本にてご活躍頂くのもよし、ポルトガルに移住してこちらで臨床を続けてもらうのもよし。研修後のキャリアは当然皆様次第です。

それでも日本では味わうことの出来ない様々な体験を通して、これから日本に限らず世界中で活躍できる鍼灸師の道へと歩んで頂ければと思います。